こんにちは。衝撃の4話のラストからようやく一週間。5話が放送されて、見ましたので感想を書きたいと思います。
ちなみに、原作とちょっと比較しながらの感想になるので、若干のネタバレ気味になると思いますのでお気をつけください。
僕だけがいない街 5話「逃走」 感想
僕だけがいない街 4話のラストで「遅刻は加代だけか」って八代先生が言ってEDに入ったわけですが、5話もその流れにのっとって、おおよそ原作どおりに進んでいきましたねー。
雛月が学校に来ないことに不安を覚えて、途中で雛月の家に行く。でも返事もないし物置にも雛月は見当たらない。でもそこに不安を煽る、長靴のあと。
で、そのあと雛月家のシーンに移ると…
雛月の母親と、恋人の男と横たわる雛月が。
原作とほぼ同じ構図だけど、違うのは男が立って外にいる悟の状況うかがってるところかな。焦ってる感じが原作よりでてるかな。
悟がしかたなく学校に帰ってる途中で、昔最後に雛月を見た公園に来て立ち止まって、泣いてるのが見ててさらに辛くなったよ。
で、そのあとのシーンでお母さんと男の人が話してるのを窓の外から聴いてる悟。でもちょっとこのシーンは突っ込みたい。
この距離あったらかなりの耳のよさじゃないかぎり聞こえないと思うの!原作では玄関の近くで話してたからわかるけど、なんでわざわざ外に改変したのかなぞである。この変えたことにより、なにか意味があるのだろうか。
で、本来ならここで悟は家をでて、もう一回あの公園に行く。でもやっぱり雛月はいなくて、叫んでっていうのが結構感動するんだが、そこはアニメではカットされておりました。
で、次の日学校に行くと八代先生が「加代は引っ越した」という話をするけど、まあ、それが真実なわけではないのは悟も承知で、そんなこんなしていると第二の被害者「中西彩」が行方不明になる。
悟も雛月のXデーは突き止めてたけど、2人目のXデーまで頭が回ってなかったからね。というか、悟の中では最初の行方不明者の雛月を助ければすべての事件が防げると思ってたし。
雛月のXデーを1日ずらせたけど、結局雛月は失踪しちゃうからね。絶望だよね。
察しのいいケンヤが「これって連続誘拐事件じゃないか?」っていうのに、ケンヤって実は…みたいなことも思うよね。
そして、問題のシーン
雛月の母親が、ごみを捨てるんだけど、その中には加代が悟のために手編みをしていた手袋が…
原作ではカラスの描写はなかったけど、それがアニメでは加わっててより恐怖心を煽ってるなーと思った。
そして悟は、2006年に戻る。
2006年はあのときのまま。
逃げるんだ!と覚悟を決める悟。
今回のタイトルは、5箇所変わってますなー。
ちなみにここまでのこのシーンなら、原作のこの表現のほうが悔しさがでてるよね。
だって、自分の母親を殺した、っていう犯人に仕立て上げられてるんだから。
ここから結構原作カットが多くて、重要なとこがわりと抜けてるなーと思いながらみてた。まあ、尺の都合仕方ないのはわかってるんだけど、悟の考えとか行動の意味がアニメではちょっと伝わるか微妙な感じかな、と。まあ、流れ的にはわかるからいいかもしれないし、後で補足もおそらくはいるだろう。という期待を持とう。
そんなわけで逃亡することにした悟。アニメじゃ1話がすっとんだからアイリとの関係性が薄くてセリフになかったけど、ここで悟はアイリのことも心配してるんだよね。
徹夜で移動してて、結局店長のとこに行く悟。
とても不吉なカットインで思わず笑ったよね。こういうコネタ面白い。
で、案の定この有様である。まあ、店長の行動もわからなくもないが、なかなか酷いよな。せめて、説得するとかすればいいのに、そうじゃなくて通報して、自分がヒーローになるみたいな感じもちょっとするし。
また逃げる悟。
「ばかなの?」
というセリフとともに颯爽と登場のアイリとともに逃亡することに。
で、逃げ先はアイリの住んでる家に。
「悟さんがあのお母さんを殺すなんてありえない」
原作でもそうだけど、アイリのこういうスッパとした考え方とか本当にいい。実に素直な子である。
で、悟が1話で店においていった例の雑誌。アイリが読み上げて内容が変わっているのを知る。
ここで、もう一度あのときに戻れれば歴史を変えられるという確信がもてる悟。
で、このシーンどうするんだろうなーって思ってたけど、案外直球できてて、まあそうなるかと思ったよね。でも、悪くない。原作ならかまわないけど、アニメじゃ、ね。
アイリには悟を助けてやってくれ、という店長。まあお察しですが、なかなかクズいなと笑
一方悟は事件を調べる。
で、通報する店長(2度目)
アイリにばれる。
アイリの怒り爆発
どごーーーー
原作でも思ったけど、アイリ強い。
で、結局アイリの住んでいる家には戻れないので、いつもの高架下へ。
カットされるかなーと思ってたアイリの生い立ちのエピソードが入っててよかった。どうしてアイリが悟を信じるのか、っていうのがわかるよね。「冤罪はある」
とにかく悟の手伝いをしたいというアイリ(天使)が着替えを取りに家に戻ることに。
するとメールが。
すると家から…煙が!
アイリイイイイイイイイイ!!!死なないでーーーーー!!!
というところで5話終了しましました。本当に毎回引きがよすぎる。来週まで待つの辛いですよね本当に。
とりあえずここまでで、3巻の中盤が終わったところ。来週の6話は3巻の最後までやるのは確実かな。どこらへんカットされるかなーって考えたけど、3巻の後半は結構重要だからね。
3巻のラストもかなりよかったので、来週の6話も期待です!
さてさて、僕だけがいない街の原作も来月で最終回。そっちにも期待しながら待ちたいと思います。