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僕だけがいない街のアニメ1話から4話の感想まとめ

現在、ノイタミナ枠で毎週木曜日の深夜から放映中の僕だけがいない街

ずーっと書こうと思いながら、丁度区切りのいい4話まで見終えたので、僕だけがいない街(アニメ)の感想をすこし語ろうかと思います。

ちなみにネタバレは控え目で書きます。だから原作かアニメを本当に見てほしいです。

僕だけがいない街とは

知っている人も知らない人もいると思うので、軽く説明。

主人公である藤沼悟(28歳)は自分の周りで「何か」が起きると時を戻る「リバイバル」という、不思議な現象を起こす。悟は身に起きたある「事件」をきっかけに、過去をやり直すことになる。

というのが、ネタバレなしでかける説明です。正直、ネタバレを見ずに漫画もアニメも見れるのがベストなので、ちょっとでも気になる人はこれ以上見ないことをオススメします。

 そして、まだ見たことないという方に朗報。

1月31日の今日の24時!(2月1日ですね)からニコニコで1話~4話一挙放送しますので、私の感想など見ずにまずはこっちを見てください(笑)

 僕街のどこが面白いのか。

ストーリー展開が面白い。

私は、この漫画の1巻が発売されてからずっと追ってます。アニメは色々みてたけど、コミックを買うのは結構久しぶりで、それだけはまった漫画です。1巻読んだときからアニメ化とかドラマ化とか映画化とか絶対されるだろうな、っていう確信がもてるくらい面白いと感じてます。

そんなわけで、現在漫画は7巻まで発売されていて、8巻で終わるといわれています。アニメは展開をわかった上で見ているのですが、それを差し引いても漫画では描ききれない表現をしていて、本当にこれからの演出がとっても好きです。

あとOPもいいですよねー。新曲を使うんじゃなく、11年前くらいに発売した、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Re:Re」を使ってるのが、僕街の設定が2006年だからかな、とか思ったり。曲自体もすごい世界観にあってるしね。

という前提の下、アニメ1話の感想を書きたいと思います!

僕だけがいない街(アニメ)の演出力

1話から4話までそれぞれについて書きたいところですが、そこはちょっと割愛してこれまでのみどころを。

アニメになって最初の印象は、悟がかっこいいと思ったのが印象的でした(笑)原作の絵ももちろん好きですけど、ちょっと垢抜けたかなって感じ。僕街の漫画を読まない理由に、絵柄が好きじゃないっていう人も結構いると思うんですよね。そういう人にはアニメから入るのもお勧めかな、と。

1話「走馬燈

原作の1巻を一気に表現してて、すげースピードでアニメやるんだなと思ってみました。あと、アニメならではのわかりやすい表現。

悟がリバイバルする直前に、蝶が飛ぶ演出はすごいいいな、って思います。

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僕だけがいない街は海外のアニメファンにも評価がいいみたいですけど、そういうわかりやすいアニメならではの表現も受けてるのかと思います。

1巻をぎゅっと入れ込んだ1話だったので、いろいろな部分がばっさりカットされてるのはちょっと驚いたかも。

なかでも、悟のお母さんが犯人に刺されてからの展開が、カットされてる分あっさりした印象。でも、そこから画面が一度ブラックアウトしてから、雪の降る町並みになる。主観目線で街並みを見渡すと、ポストよりも普段の目線が低くなってるのがわかる。

ランドセルを背負った子供が悟に声をかけて通り過ぎて、自分も走り出す。角をまがったらそこには小学校。そこからの、ズームアウトで悟(小5)姿が映って終わるっていう流れはすごいよかった。

展開わかってるのに、本当に面白いと思ったよね。

2話「掌」

小5になった悟で展開していくわけだけど、そこでもいいなーと思ったのが大人悟の心の声と子供悟の声が重なって、思わず言ってしまうっていう演出。これはアニメならではだなーと。

あとケンヤと話しているときに、車が通るのとか意味深でいいな。ケンヤが悟の変化に気づいてるっていうのもわかるし。

あと、ここ!漫画でもすき何だけどアニメもいい。

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 雛月と話してる悟。あえて引いた画面で、真ん中に木があって距離感がわかる。そこから悟が一歩踏み出す。

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この演出めっちゃいいなーって見ながらおもった。あとは、この後の展開で、雛月が悟の手を重ねて「ばかなの」とか心の声漏れちゃって照れてるのをみてニヤニヤ。みたいな。

3話「痣」

雛月が虐待されてる描写で、本当に胸糞悪くなったけど、最後の展開がめっっちゃよかった。

悟と雛月が一緒に「クリスマスツリー」を見に行くんだけど、これも漫画じゃなかなかできない表現をアニメがやってくれたなって思った。 

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 雛月の表情が、ぶわーって変わって笑顔になった瞬間はこっちも笑顔になったよね。このままきれいに終われっておもったら、ラストのカットに怪しげなケンヤと先生が映って終わって、フラグ立てていくなー笑)

4話「達成」

ちょうどここまでで、2巻までが終了っていう超大事なシーンがありましたね。まさに王道の上げて落とすという展開でした。フラグたちまくりで後半見るのつらかったです。

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 演出で、デジャブ(過去に体験したこととか)のときに、このフィルムが巻かれる演出もすごいすき。

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で、ここらへんですごいほのぼのとしていいわーって思うんだけど、これからの展開を知っているだけに、私はそんなにフラグ立てないでーと思いながらぶるぶるしてた。

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もうね、この悟が本当にかわいい。ヤッターってみんなでこのまま無事、なにもなく終われ!って原作でも思ったよ・・・(白目)

次の日悟は遅刻ギリギリで登校。八代先生がギリギリだったので遅刻取り消すんだけど、その後の言葉。「遅刻は加代一人だけか」と。

そのとき、やっぱりいいいいいいい(知ってた)ってなったよね。で、そのままEDが始まって4話終了いたしました。絶望感がすごかったです、ほんと。

 漫画でもつらかったけどアニメだと、尚更でしたよ。

これはやっぱ演出のおかげだなって本当に思う。いい原作をいいようにしてくれるのは原作ファンとしてはうれしい限りです。

1話で悟の声に違和感感じたりもあったんだけど、それも見てるうちにすっかり溶け込んでいいと思うくらいだし。とにかく、このままこのクオリティで最終回まで突っ走ってほしいですね。

 

かなりネタバレ控えめの感想です。語りたいことはいっぱいあるけど、私も原作をネタバレ見ずにここまで来たので、最終回、最終話本当に楽しみにしたいです。

また最終回まで見終えたら感想書こう。てか本当は1話ごとに書きたいとこだけどね。

 

ちなみに原作から気になってた「僕だけがいない街」のタイトルフォントと、各話のサブタイトルフォントの巧妙な仕掛けも、本当に考察すると面白いのでオススメです。

こういう細かい仕掛けしてくれるのが本当にうれしい。

あと、コミックスのほうも表紙に・・・なので、原作も買ってぜひ見てくださいね!

 

ということで、僕だけがいない街は漫画もアニメもオススメですので気になった方は見てみてくださいね。

 

私は今日はニコニコで一挙をコメント打ちながらみんなと楽しみたいと思います。