12月も後半に差し掛かり、これからどんどん慌ただしくなる毎日。
ホッと一息つきたいと思ってもなかなかそうはいかない日々…
そんな時は、少し早く起きて出勤前に本を読むようにしています。
そして最近読み終えた本↓
芥川賞受賞でテレビでの著者さんの話題性もあり、気になって読んでみました。
主人公は28歳、職を辞め家にいることになり祖父を介護することになる。
こういった設定は私の周りや私自身にあり得ることで、読んでいくうちに自分だったらどうするだろうと考えるようになった。
誰しもがいずれ年老いた自分の親を介護することになる。
自分の親を介護するということも大変なのに、健斗の相手は「祖父」
最初は微妙な距離感を感じながら、時間がたつにつれ介護という仕事を通して健斗の成長を感じさせ、さらに物語が重くならないように、ユーモアも含めた話になっていて読みやすさもある。
とにかく最初は話題性で読み始めたが、そのあとはお話しに引きずられあっという間に読み終えた気がする。
「介護」をテーマにした小説を読んだのは初めてで、いいきかっけになったと思う。
「介護」をテーマにした小説は探してみると思っていたより沢山あり
同じテーマであっても内容も主人公も全然違うようで、これからの日本の未来や介護業界を考えるひとつのきっかけとして、他の作品も読んでみようと思います。
介護の小説、オススメ作品10選